モノを大切にする心
割れたことが
奇跡になる金継ぎ
壊れた器に新たな美しさと物語を与える伝統芸術
日本の伝統的な修復技術
金継ぎ(きんつぎ)
陶器や漆器が
割れたり欠けたりした際に
その部分を漆と金や銀で
美しく接合する方法です。
古くから続くこの技法は、
修復した器に
新しい命「景色」を吹き込み
愛着を持って使い続けることを
可能にします。
本漆金継ぎの魅力
修復後に現れた継ぎ目を「景色」といいます。
この世に二つとない景色は、破損前とは異なる趣をもち、
我が子の成長をみるかのような感覚を得ます。
歴史と物語
これまで大事にしてきたその器は、長きにわたる持ち主の想いと歴史で満たされています。
不遇にも割れてしまった器が再生することで、新たな物語が始まっていくのです。
日本の心に触れる
壊れたら終わりではなく、修復して甦らせ、更に美しくする。
修復における技術だけでなく、ものを大事にする精神性、不遇な出来事すらも価値に変えるその芸術性は日本の心であると言えます。
通玄庵の金継ぎ修復は、天然素材のみで直す本漆(ほんうるし)による金継ぎです。 口に触れる食器には最善と言えます。 熟練の技術と手間と時間をかけて修理するため、出来上がりまでに最低でも3か月以上を要します。 修復後は修復前以上に強く、且つ美しい仕上がりとなり、時代を超えて愛されることを歴史が証明しています。
金継ぎ修復の流れ
器の診断、お見積もり | 初めに器の状態(割れ、欠け、ひびなど)を確認し、適切な修復方法を提案します。 |
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お打ち合わせ | ご希望をお聞きした上で、修復の手法や期間についてお打ち合わせを致します。 |
お支払い | お打ち合わせ後にお振込み先のご案内をお送りしますので、そちらへお振込みをお願いいたします。 |
修復作業 | 器の個性を大切にし、心を込めて修復します。 |
ご発送 | 修復を通じて、物を大切にする文化を広めています。 |